蒲郡市にある、竹島水族館。
「竹島遊園」のバス停を下車するとすぐに目に止まります。
お盆休みにたまたまふらっと訪れたのですが、予想外な楽しさに魅了されました!
遊び心にあふれた竹島水族館の魅力をレポートします。
竹島水族館の館内の様子
手厚いお出迎え
館内に入ってすぐに目に入ったのはカブトガニ。
砂の中に隠れて出てこないこともあるそうなのですが、見事に活発なカブトガニを拝むことができました。
少し進むと、アリゲーターガー。白変種も美しくて神秘的です。
アルビノとの違いも説明されていて勉強になりました。
恐竜がいた時代から姿がほとんど変わらない古代魚だそうです。
こちらのウーパールーパーはアルビノでした。仲睦まじい様子がかわいいです。
インパクトが大きいウツボの水槽
やけに人だかりができてると思ったら、これでもかという数のウツボさん!
どこを見てもウツボがいるんです。
ひとつのポットから顔を出す6匹?のウツボがかわいい。数えだしたらキリがありません。
このウツボ軍団の皆さまは竹島水族館のスタッフさんからユニークな賞を受け取っています。
竹島水族館の名物なのですね。
ユニークな水槽
また少し進むと、水槽内に魚さんのマンション「タケシマンション」が!
入居者(入居魚?)もしっかりいるところが◎
なんともかわいらしい光景でした。
飼育スタッフさんの紹介コーナー
竹島水族館の個性豊かなスタッフさんの紹介コーナーに見入ってしまいます。
水族館に展示されている生物たちの解説プレートは、スタッフさんの手作りのものがほとんどなんですよね。
それに遊び心があって、つい飛ばしがちな解説でも熟読してしまうような内容。
そんなユーモアセンスにあふれた水族館のスタッフさんってどんな人なのか?って純粋に気になってしまいます。
Instagram風のテンプレートで個人の魅力が伝わるコーナーでした。
例えばカピバラの聖地巡礼が目標のスタッフさんがいたりなど…
それぞれのスタッフさんの、海洋生物や水族館への愛情が伝わりました。
グルメハンター“さんちゃん”のレポートコーナー
竹島水族館には、未知の深海生物や「これ、食べれるん…?」というような生物を試食するグルメハンター“さんちゃん”こと三田(さんだ)さんが在籍しているそう。
死んでしまった深海魚を捨てるのではなく食べて味を発信し、お客さんにもっと深海魚を知ってもらうために提案された企画です。
これがただ「味がどうだった」とかだけではなく、挑戦することになった経緯や調理過程、毒はないのか?ってヒヤッとすることまで内容の濃いレポートが展示されています。
食べることが大好きな私は、この企画が面白すぎて思わず隅から隅まで読んでしまいましたね。
さんちゃんのブログもありました。グルメハンターさんちゃんの珍生物試食記録
タッチング水槽「さわりんぷーる」
カニや深海魚などの珍しい生物に触ることができるタッチングプールがあります。
見るだけでなく触れて魚を知ることができる、好奇心のくすぐられるコーナーです。
竹島水族館のここが面白い
深海生物の展示種類数No.1
蒲郡は深海魚がよく獲れる場所ということもあり、深海生物の展示は550種類前後と豊富。
公式サイトによると、深海魚の種類数はナンバーワンだそうです。(おそらく日本?)
見たことのない珍しい深海魚に出会えるかもしれません。
手作りの解説プレートが遊び心満載
竹島水族館の解説プレートは「日本一読まれている」らしいです。
それもそのはず、解説を読んでて面白いからです。
館内のあちこちに貼られている手書きのイラストや解説文。
「手作り感満載じゃん…」と思いきや、内容の面白さに圧倒されます。
自虐ネタのコメントや、魚の特徴を面白おかしく書いた魚歴書(履歴書みたいなもの…写真は取り損ねました)など…
水族館では気になった生物だけ解説を読むという人もいるでしょう。(少なくとも筆者はそうです)
そんな人でも、つい全部解説を読みたくなってしまう魅力があります。
子供から大人まで楽しめる
竹島水族館は、子供から大人までそれぞれが楽しめる水族館です。
子供は生物と触れ合ったり珍しい生物を見れたりなど、貴重な体験ができるでしょう。
大人にとっては面白い解説文や、さんちゃんのレポートなんかも読みごたえ抜群です。
まさに家族のお出かけ、デート、ソロ活など、幅広い層のお客さんが楽しめる水族館と言えます。
唯一無二の竹島水族館
竹島水族館の魅力は、深海魚の多さと飼育スタッフのユニークさ。
見た目の小ささ思わず時間を忘れて滞在してしまう、唯一無二の水族館です。
「普通の水族館じゃ飽きた。」「一味違う水族館に行きたい」
そんな人は、一度訪れてみることをオススメします。
営業時間 AM9:00~PM5:00(PM4:30までに来館)
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
大人 500円
小・中学生 200円
幼児 3歳までは無料、4歳以上のお子様は大人1人につき1人無料)