メイン都市の中では観光地が比較的少ない(と筆者は感じている)フランクフルトですが、マインツ(Mainz)という街はご存知でしょうか。

フランクフルト空港からは40分弱で到着するので、乗り継ぎで宿泊する人にもアクセスしやすい街でもあります。

そんなマインツには、青いステンドグラスが息を飲むほどに美しい教会が存在します。

その名も聖シュテファン教会(St. Stephen’s Church)。唯一無二の美しさを誇るその教会の魅力を紹介します。

 

聖シュテファン教会

マインツ市内の中心部に位置しています。

オーストリアのウィーンにも「聖シュテファン」という名の大聖堂はありますが、関係はないようですね。

 

聖シュテファン教会の歴史

建築

聖シュテファン教会の建設が始まったのは11世紀初頭。

教会はマインツ大司教領内に位置しており、当初はこの地域の宗教的な中心としての役割を果たしていました。

ロマネスク様式で建てられたものの、何度かの改築や拡張が行われてゴシック様式が取り入れられるようになります。

 

青のステンドグラスができたのはいつ?

見どころである青のステンドグラスは、1978 年から1985年にかけて画家のマーク・シャガールが 制作し、1989年から2000年にかけてCharles Marqが補足する形で手を加えました。(公式サイトより

 

聖シュテファン教会の外観

マインツの駅を下車して、Mapに従い歩くと、教会らしき建物が覗いてきます。

辿り着くとこんな様子。

聖シュテファン教会の外観は可愛らしい。

小ぢんまりとした感じなので小さな教会なのかな?と思いますが、甘く見てはいけません。

 

聖シュテファン教会の内装

扉を開けた瞬間に、青い光の世界に吸い込まれていきます。

 

美しいとは分かっても、この写真ではそこまで全体的な青さはが伝わらないかもしれませんね。

でも、本当はもっと神秘的で全体的に青みがかっています。

観光ガイドの写真のような写真が撮りたかったものの、素人のカメラではこれが限界でした。

絶妙な濃淡と細やかなデザイン。

どことなく、シャガールのタッチだなーと感じますね。

 

お土産も売っています。

青には気持ちを落ち着かせる効果がある。

澄んだ青色は人間が好む色ですよね。

 

マインツの他の見どころ

マインツには他にも、「ドイツ三大大聖堂」の一つのマインツ大聖堂やマルクト広場、グーテンベルク博物館なんかもあります。

マインツに限ったことではないかもしれませんが、ちらほらとユニークな銅像があります。

フランクフルトに来た際はぜひ寄ってほしい街です。