ヨーロッパの観光地を調べると、大聖堂がヒットすることが多いと思ったことはありませんか?

イギリスも例に漏れず数多くの大聖堂が存在します。

世界遺産ではカンタベリー大聖堂が登録されていますね!

大聖堂は、キリスト教の礼拝施設として古くから親しまれています。

神聖な雰囲気に圧倒されたことがある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、筆者が訪れたイギリスの印象的な大聖堂をご紹介します。

 

大聖堂と教会は何が違うの?

大聖堂は司教がいる教会を指します。

教会との大きな違いは、司教座があるかどうかです。

礼拝施設という点では変わりません。

英語でCathedralMinisterは大聖堂を指しており、教会はChurchとされています。

 

イギリスの印象的な大聖堂6選

York Minster(ヨーク)

York Minsterはヨーク駅から徒歩10分ほどの場所に位置する大聖堂です。

カンタベリー大聖堂に次ぐ高位聖職者のヨーク大主教が管理しています。

聖ペトロ首府主教座聖堂の別名があります。

ドイツのケルン大聖堂と共に北ヨーロッパ最大のゴシック様式の聖堂です。

筆者が訪れたのは2014年ですが、大聖堂が佇むというよりヨークの街に馴染んでいる印象でした。

 

Bath Abbey(バース)

Bath Abbeyは、イギリス西部の街バースにある教会はBath Spa駅から10分ほどの場所に位置している修道院です。

バースは大分県別府市の姉妹都市で、イギリス屈指の温泉街です。

中世の歴史を肌で感じるバース市街は、世界遺産に登録されています。

ゴシック調の威厳ある内装に圧倒されます。

角度によって違う表情を見せてくれるのも楽しいです。

夜のライトアップした教会は幻想的ですね。

 

Liverpool Cathedral(リヴァプール)

Liverpool Cathedralは101メートルもの高さを誇るイギリス最大の大聖堂です。

別名アングリカン大聖堂で、街での標識もアングリカン大聖堂となっているため注意しましょう。

海商都市でビートルズの出身地としても有名なLiverpoolのランドマークのような存在です。

設置されているベルは世界一重い31.5トンあります。

Liverpool Lime Street駅から徒歩で約20分ほどで少し離れていますが、街並みを見渡しながら向かえばあっという間です。

外観に負けず、大聖堂の中も息を飲むほど壮大です。

 

Metroporitan Cathedral(リバプール)

Metroporitan Cathedraleはリヴァプールにあるもう一つの大聖堂です。

Liverpool Lime Street駅から徒歩10分ほどで到着します。

Liverpool Cathedraleに比べてモダンな雰囲気があります。

その見た目から、地元の人々から『パディーの大テント』の愛称で親しまれているのだとか。

荘厳な雰囲気のLiverpool Cathedralとは打って変わって、モダンな内装です。

他の教会ではなかなか味わえない独特な雰囲気がありますね。

クリスマスの時期に訪れたため、クリスマスツリーが飾られています。

 

Manchester Cathedral(マンチェスター)

Manchester Cathedralはマンチェスター駅の近くに佇む大聖堂です。

筆者が訪れた時は、待ち合わせ場所として利用して中には入れませんでした。

写真は一部しか映っていませんが、とても大きな大聖堂です。

賑わいのある都市のマンチェスターの中で長い歴史の風格が漂っています。

 

Glasgow Cathedral (グラスゴー)

グラスゴー大聖堂はスコットランド国教会の大聖堂で、まるでお城のような外観です。

聖マンゴーを祀っていることから、聖マンゴー大聖堂とも呼ばれています。

High Street駅から徒歩約10分ほどで到着します。

夜に訪れたため分かりづらいですが、幻想的にライトアップされています。

サッカー観戦に訪れた人たちが観光で立ち寄るスポットにもなっています。

 

まとめ

イギリスの大聖堂や教会を紹介しましたがいかがでしたか。

街のところどころに歴史を感じるイギリスにとって、大聖堂や教会は街の象徴です。

それぞれの歴史があり、個性があります。

中世のイギリスに思いを馳せながら教会巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。